循環器内科

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だて内科クリニック

〒285-0846
千葉県佐倉市上志津2007-1
TEL:043-497-5208

京成志津駅 徒歩12分
京成志津 JR四街道
京成勝田台駅よりバスあり

循環器内科を受診される方へ

血管

循環器内科とは、血管(動脈、静脈)の病気と心臓の病気を扱う専門科です。
患者様の症状には動脈硬化による心筋梗塞や、普段の生活の中から不安的要素が生じ、それが精神的な症状に表れるなど幅広くございます。その為、循環器内科では問診による診断や検査を行い、循環器による疾患、症状の有無について患者様に分かりやすくご説明し納得して頂いた上で、治療・診察を進めていくよう取り組んでおります。

次のような症状がおありの場合には、お早めにご来院下さい

不整脈について

不整脈

不整脈とは、平常時における心臓の鼓動が一定ではなくなる状態を指します。
成人平常時の脈拍は一分間に60回~80回で一定のリズムで脈拍を打っていますが、心臓が規則正しい収縮を行なわないために脈が速くなったり、遅くなったり、飛んだり、乱れたりする状態を不整脈と呼んでいます。
不整脈には、健康な方にも生じる全く心配のない不整脈から、突然死につながる非常に重篤な不整脈まで多くの種類があります。この中で注意しなければならない不整脈の一つに心房細動があります。

心房細動治療について

心房細動

心房細動という不整脈になやむ患者さんの数は、年々増加の一途をたどっています。この病気にかかっている患者数は、人口の1%に迫る勢いで、80歳を超えると約10%の方が心房細動に罹るという統計もあります。
心房細動というのは心臓の心房という部屋でけいれんが起きてしまう病気であり、様々な問題を引き起こす不整脈です。

具体的には…

そして何よりも…

この血栓症は、心房の中にできた大きな血栓が頭に飛ぶことで生じるため、発症した脳梗塞はとても重症なものになる傾向があります。そのため、この不整脈はその管理が極めて大事になってきます。

私は、この心房細動に関する治療を特に専門の一つとして、大学病院で10年以上携わってきました。近年、心房細動に対する治療として、内服治療以外にカテーテル治療(カテーテルアブレーションと言います)が選択肢の一つとして増えました。その、カテーテルアブレーションについても、1,000名以上の患者さんの治療に携わってきました。心房細動に対する治療のやり方はたくさんある訳ですので、その方法をチョイスするべきかをアドバイスすることについては、十分お役に立てるのではないかと自負しております。

ぜひご相談にいらして下さい。 特に、カテーテル治療をご希望の方については、希望に応じて病院を紹介させて頂きます。

動脈硬化(動脈硬化症)について

身体のすみずみまで栄養を行き届かせている動脈。動脈をはじめとする血管は、弾力性に富んでいますが、年をとるとともに血管にも老化現象が起こります。弾力性が失われて硬くなったり、内部に様々な物質が沈着して血管の通り道が狭くなり、流れが滞るような状態を「動脈硬化」と言います。

また、動脈硬化が起こることが原因で、身体にさまざまな症状が現れているものを「動脈硬化症」といいます。

狭心症・心筋梗塞について

狭心症

動脈硬化が進み狭心症・心筋梗塞に至ると死に至る危険性が増します。
狭心症の場合は、胸の圧迫感や痛みなど一時的な発作ですむことが多いのですが、進行して心筋梗塞を起こすと失神するような激しい痛みに襲われ、最悪の場合には心臓の停止・突然死を招くことがあります。

狭心症・心筋梗塞を予防するには、動脈硬化の原因となる高血圧や高脂血症などにならないようにすることです。 オーバーウエイトや過労、過度のストレスを避け、適度な運動と睡眠を心がけるなど、血管に負担をかけないようにしましょう。

心不全について

心不全とは、心臓の機能の低下によって血液が体内に十分に供給されなくなった状態で、その結果として身体に様々な症状が出る状態を言います。
一般的に、心不全は病気の名前だと思われがちですが、実際には心臓の機能が低下した状態のことを「心不全」といいます。

主な症状としては、疲労感、倦怠感、息切れ、呼吸困難、むくみなどがあげられ、「階段や坂道をのぼると息が切れる」「少し動いただけでも疲れる」「体がむくみやすくなる」などと感じます。心不全を予防するためには、生活習慣を改善することが大切です。